残置物撤去 現場レポート 遺品整理

大量の生活用品ストックが詰まった2階建戸建まるごと1軒お片付け

本日のご依頼は、少し大きめの2階建て戸建の1軒丸ごと遺品整理のご依頼です。

一見したところ、家の外も室内も手入れが行き届き、残置物もそんなに多くは無さそう。

 

けれど、結果的には今回の作業はとても苦戦することとなりました。

そして、私のお仕事経験値をグッと上げていただきました。

色々と勉強にもなり、こちらのお宅のお片付けをさせていただいたことにとても感謝しています。

初めて現場へ入らせていただいたときは、ゴミをゴミ袋にまとめる等、少しお片付けがされていました。

お宅がとても広いので、家の広さに対して物の量は少な目かなと思えるほどです。

でも何となく違和感・・・。

わかりますでしょうか?違和感の正体が。

こちらは押し入れの中の様子。

綺麗に畳まれた衣類やシーツ類が大量に収納されています。

こちらは脱衣所のクローゼットの中の様子。

大きなクローゼットのなかには新品の洗剤とバケツが大量に収納されています。

ここまでくると、んんん?となりますね。

納戸の中です。

タンスが丸ごと入るくらいの奥行きがありますが、上段にはトイレットペーパーが整然と置かれています。

こちらは別の納戸。

お荷物が多いお宅では『物が捨てられないが故の状態』がよく見られます。

これはなんとなく想像できるかと思います。

けれど今回のお宅はそうではなく『物を買わずにはいられないが故の状態』です。

家事をされる方ならわかっていただけるかと思います。

これだけお鍋やフライパンがありますが、それらがとても清潔に保たれています。

ガスコンロやシンクもとてもきれいです。

買うだけで満足してしまい、お料理なんかしなかったのでは?

と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、そういうわけでもなさそうです。

キッチンにはいろいろな調味料が用意されており、一つ一つ別の容器に入れ替えられ、自筆のラベリングもされています。

しょうがパウダーやウコンなど少し珍しい調味料もあります。

醤油や酒、みりんなどの液体調味料もそれぞれ大量にストックされています。

油のストックのほんの一部。

実際にはこの4倍ほどの油がありました。

こちらは麹とお米のストック。

ちなみにこれもほんの一部。

このように、調味料などを入れるための容器もストックされている状態です。

私たちの仕事は、ここにお住まいだった方がされていたことを巻き戻す作業です。

例えば、スーパーで買ってきた麹の封を切り、とっておいたペットボトルに漏斗で注ぎ入れて収納する。

それを私たちは一つ一つペットボトルから麹を取り出し、袋に詰め分別します。

クローゼットのなかに押し込まれたものは、一つ一つ分別しながら取り出し、空っぽのクローゼットへと巻き戻します。

このように、この家をつくりだした方の反対の作業をしていると、その方の気持ちに近づける瞬間があります。

もちろん、私の勝手な思い込みなのですが。

大量の生活用品のストックを購入するときや、それらを別の容器に入れ替える時、どんな気持ちだったのかなと想像せずにはいられなくなります。

確かにものは多いけれど、買ってきたものをそのまま押し入れに押し込むのではなく、一つ一つ独自の方法で『整理』されています。

例えば衣類。

10枚くらいをロープで一束にし、自筆のメモと共にまとめられています。

それ以外にも、まとめた衣類を新聞でしっかり包装し、ビニール袋でピッタリと包まれているものもあります。

衣類をまとめるためのロープも、一定の長さに切られたものが大量にストックされています。

ものが多いお宅にありがちな、ものがあちこちに散らばっている、ということもありません。

例えば、ハサミなど日常でよく使うものの場合、たいていのお宅では家のあちこちに置かれています。

その結果、1軒丸ごとお片付けをするとあらゆるところからいくつものハサミが出てくるものです。

けれど、こちらのお宅では1か所にまとめて5本くらいのハサミが置かれています。

一見乱雑に見える室内ですが、ご本人なりにしっかり分類されて物が収納されているようです。

ちなみにこちらのお部屋には、新品の調理器具や電化製品がストックされていました。

こちらのお部屋は乾物や粉物のストック。

小麦粉や砂糖、それからカンパンや乾麺など日持ちするようなものが多く、防災意識が高い方なのだと思います。

また、それらをまとめるためのビニール袋はすべてきれいに畳まれ、紐できちんとまとめられています。

これが段ボール10個分ほど用意されていました。

大量の物に囲まれながら、とても丁寧に生活していらっしゃったのがよくわかります。

ズボンのポケットや、タグ、ボタンなどもすべて丁寧に切り取られ、きれいに保管されていました。

 

このような細かいものに関しても、あちこち手の届く場所に置きっぱなしなのではなく、ご本人の『決められた場所』に収納されています。

大量の荷物を整理するためのスチールラックにもこんな工夫がされていました。

ベニヤにハトメを付け、結束バンドでお手製の棚にDIYされています。

お庭に5台ある物置には工具がビッシリと収納されていたので、その他にもいろいろと製作されていたのかもしれません。

この物置を含め、外回りの残置物もすべて撤去させていただきました。

庭にも物がたくさんありますが、植木がきちんと手入れされていました。

物置には工具のほかに、大量の缶詰や飲み水、調味料など非常用の物があります。

缶詰に関しては、とても古いものから最近のものまで段ボール20個分ほど。

『もしもの時』のための備えをとても念入りにされていらっしゃったのがよくわかります。

家具はすべて耐震対策済み。

こちらは食器棚についていた家具固定金具です。

一見これだけ大量に物が詰め込まれた家を見ると、『片付けられないだらしない人』という印象を持ってしまいがちです。

けれど、こちらに住まわれていた方のように、ひとつひとつに思いを寄せてとても丁寧に生活されている方もいらっしゃるのですね。

私たち現場のスタッフは、つい『物をいかに早く片付けて簡単に処分するか』という考えが先行してしまいがちです。

つまるところは作業が雑になってしまうという事。

けれど、この大量の物は『お客様の大切な持ち物』ということを忘れないようにしなくては、と今回の現場で強く考えさせられました。

事情があって今回は手放すことになったけれど、気持ちを込めて集めてきたものなんですよね。

誠意をもって対応させていただけなければいけないと身が引き締まる思いです。

本当に、今回の現場ではいい勉強をさせていただきました。

きちんと手入れがされているお宅なので、物がなくなったらこんなに綺麗になりました。

今回のご依頼も、今後こちらの家を売却される予定だそうです。

大量の段ボールに埋もれていた部屋の全貌があらわになりました。

シャッターを開けると風通しがよく、とても気持ちのいいお部屋です。

大量のトイレットペーパーと衣類が詰め込まれていた納戸もこの通りスッキリ。

収納力抜群のとても素敵なお宅です。

今回の現場では、新品のほかにも丁寧に保管された綺麗な状態の衣類や生活用品がたくさんありました。

弊社では、そのようなものは提携のリサイクルショップへおろさせていただいています。

また、少し状態が悪いものでもきれいにして海外へ輸出するなど、できるだけ廃棄が少なくなるよう工夫しております。

『ゴミ』として出たものをなるべく再利用し、少しでも廃棄物を減らすことは『不用品』と向き合う私たちが地球のためにすべき務めだと考えています。

そのためにも、分別や仕分け作業は丁寧に行っています。

思い入れの強い現場ほど、片付け作業が完了した時の達成感がありますね。

作業が終わったときは私を含め、スタッフの顔がニコニコでした。

これなら作業後に現場を確認されたお客様が感動してくれるはずと思いながら毎回現場を後にします。

  • 物の量が多すぎて自分達では手に負えない
  • 思い入れが強すぎて自分では処分できない
  • 故人の持ち物だから片付けづらい

このような場合でも丁寧に真心を込めて作業させていただきます。

また、『遺品の中から○○を探してほしい』というご依頼も、仕訳作業を念入りにしている弊社ではお受けすることが可能です。

(※お探しの物が見つかるかどうかは保証できかねません)

是非、遺品整理や実家のお片付け、不用品のお片付けはエムエーカンパニーにお任せください。

 

適正料金をご提示するための弊社のモットー

弊社ではすべてのお客様に公平な料金でサービスを受けて頂くために、料金表というものを作っておりません。

一軒一軒、現場をきちんと確認し、当日に追加料金が無いよう明確なお見積もりをさせていただいております。

もしもお見積り時よりも不用品の量が増えたなど料金が変更になる場合は、新たなお見積額をご提示しお客様に納得していただいてからサービスを開始させていただきます。

詳しくは料金についてというページをご覧ください。

お見積もりは無料ですのでお気軽にお問い合わせください。

なお、ラインやメールにて、経験からザックリとしたお見積金額をお伝えすることはできます。

だいたいいくらくらいになるのか現地でのお見積もりの前に知っておきたいという方は、是非ご連絡ください。

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